小さな呼吸、箱根駅伝

赤ちゃんの顔をのぞきこむと じっとこちらをみて、 しばらくするとニコっと笑いました。 名前を呼ぶと、口を大きく明けて笑い、 手足をパタパタさせます。 Aさんが身支度をしている間、 タオルをたたみながら 赤ちゃんの様子をみていました。 ご機嫌そのもの。福をもらいました。 おしゃべりも上手で、 なにかこちらに話しかけてきます。 タオルをたたんでいる間、 寮母さんは箱根駅伝に夢中。 拍手を送り、笑顔を送り、 「空が綺麗〜、でも寒そう」とひとりごと。 気づくと赤ちゃんはスヤスヤ眠っていて、 ぷくっとしたほっぺがとても愛らしい。 小さな呼吸が聞こえてくると、 私もこんなに小さかったのかと考えます。 覚えてはいないけれど、 抱っこされたり、優しく言葉をかけられたり。 みんながあなたの誕生を喜んでいます。 笑ったり泣いたり、食べたり眠ったり。 自由に大きくなってほしい。 おにわですごすお正月、とてもとても温かいな。 2022年も喜び多い1年になりそうです。

 （愛）