ご寄付をいただきました

6月、大阪の橋本さんという方から、「沖縄の子どもたちのために、何かに使ってほしい」とのお手紙とともに厚みのある封筒がとどきました。

はいっていたのは、『裸足で逃げる』のスペイン語訳と多額のご寄付でした。

 

感激しながら、いまシェルターを作るために動いていること、それに伴うお金の使い方の考えをお手紙に書いておおくりしたところ、ふたたび厚みのある封筒が届きました。

手紙には、「お金はもらい、でも事業の内容については口出しをさせない」とした中村哲氏の言葉の紹介があり、私たちもそのように動きなさいとのこと。

そして、たくさんのご寄付とともに、紫陽花の花飾りがはいっていました。

紫陽花はシェルターに飾っています。

橋本さん、ありがとうございます。




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そもそもオリオン奨学財団のこの事業は、「シングルマザーのキャリアアップ」支援事業として企画されてものです。なので生活の基盤を整えるようなシェルターを稼働させるにはどうしても資金が足りません。

その点は申請段階から問題となっていたのですが、それでも、沖縄の最も厳しい層である出産前後を安全に迎えることのできないシングルマザーのためには土台となるべき場所が必要であり、この事業とキャリアアップ支援事業がセットになることで沖縄のシングルマザーの底上げができるのだと共同代表の琉大教授本村真氏が熱心に説得して採択されることになりました。


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北海道のシェルターの理事をしている、私のメンターともいえる精神科医の先生からも、資金の集め方についてのアドバイスをいただいております。

今週末には、みらいファンド沖縄の平良さんを交えての資金関係のミーティングも予定されています。

稼働にむけてお金をどう集めるか、

そしてそのお金の使い方をきちんと公開できる方法について、

みんなの知恵を借りながら模索しております。


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