旧暦の12月8日はムーチーの日
旧暦12月8日はムーチーの日。「鬼餅寒」(ムーチービーサ)と言われるように、不思議と寒くなるこの日。幼いころに歌った「ムーチー ムーチー ちからムーチー ムーチー食べ食べ 鬼退治」という歌を思い出します。
サンニン(月桃)やクバの葉にムーチー(餅)を包み、シンメーナービ(四枚鍋)で蒸します。砂糖で甘くした白いお餅や紅芋、黒糖で味付けしたムーチーがサンニンやクバの葉の香りに包まれて美味しいです。
厄払いとこどもの成長を願った縁起の良い慣習。こどもの年齢の数のムーチーを鴨居に吊り下げ、ムーチーの日に食べます。特に、赤ちゃんが生まれた家庭では、無事に赤ちゃんが生まれたことを感謝して、近所や親戚に配る習慣もあります。
鬼餅寒の旧暦12月8日(火曜日)、おにわでも生まれたばかりの赤ちゃんの初ムーチーを喜びました。夕方に出勤してきたスタッフも温め直して美味しくいただきました。食べたムーチーは、紅芋と黒糖のミックス。みんなでわいわい、楽しく作ったんだろうなと想像できました。
ぷくぷくと大きくなる可愛い赤ちゃん。きみが無事に生まれてきてくれた感謝と成長を願って、おにわのスタッフとママはムーチーを作りました。リビングいっぱいにサンニンの葉の香り。生まれてきてくれてありがとう。すこやかに大きく育ってね。
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