おにわ同窓会?里帰り?
おにわがスタートしてから、1年9ヶ月になります。
沢山のお気持ちによって続けることができています。ありがとうございます。
わーわーと慌ただしい日もあれば、
クッションたちが日向ぼっこする穏やかな時間もあります。
おにわを卒業したママから、
「これって耳鼻科でも使えるの?」と、子ども医療費の問い合わせ。
「~の湿疹がすごくひどい。どうしよう。」と写真付きの連絡。
「離乳食あげていい?」や、子どものおもしろ写真を送ってきたり、
「仕事はじめるよー!」と新生活をスタートするママからの報告もあります。
中にはシビアな相談もありますが、まずは連絡してくれたこと、言葉にして伝えてくれることに、ありがとうという気持ちです。
ある日は、
「おにわ行ってもいい?」と、4人のママと子どもたちが、一緒におにわに集うこともありました。卒業生が、自ら足を運んでくれるようになっています。
それぞれのエピソードや近況に対し、アドバイスや意見を言い合う姿に、入る隙なし(笑)というより、こういう時はふむふむ、と一歩下がって口をはさまず聞いています。
体験から生まれる言葉には何よりも重みがあるなぁ、すごいなぁと、力強さを感じます。
互いにエンパワメントできる関係になるといいな。
楽しいことも、辛い経験も、強みにして生き抜く力がある彼女たちから、たくさんのことを教わっていると改めて実感した瞬間でした。
そして、彼女たちとこれから迎えるママたちにどう向き合うのか、何ができるか。
専門職の力をかりたり、スタッフミーティングで話し合いの中から見出したりしています。
トラウマを抱えながら妊娠・出産を経験し、地域に戻っていくママたちをどのようにケアし支えていけるか。どのような社会資源を利用できるか。
つなぎも必要で、おにわを出たら決して終わりではありません。関係機関と協力しながらアフターフォローもしています。
ママには、サポートしてくれる人を一人でも多く増やそうねー!と。
10人いれば10通りの関わり方があって、本当にオーダーメイドの支援です。
ベビちゃんたちも、
泣かされたり、
チラシを奪い合ったり、
音楽にリズムにのったり、
おとなしかった子がうーまくー(やんちゃ)になっていたり。
ミルクとおむつ替えのオンパレードもあり、お祭り騒ぎ(笑)
ふと視線に気づくと、つかまり立ちが始まった子が、棚の影から何かたくらむように、ニタっと笑っている姿にみんなで大爆笑したり。
この一瞬一瞬が愛おしくて、ママも赤ちゃんたちも、それぞれ素敵な個性にあふれ、胸いっぱい嬉しいかぎりです!
思い切りあそんだあとは、そろってお昼寝でした(^^)
事前にオーダーのあったイナムドゥチ(沖縄料理の白味噌を使った汁物)や、豚肉のしょうが焼きを、せっせせっせと作り、手土産を持参するようになったママのケーキをみんなでパクリ。こういう気づかいもできる姿に(泣)
後日、スタッフ2人には、気持ちの良い疲れがありました(笑)
またおいで~★
おにわに居た時は、あんなに小さかったベビちゃんたちが、あっという間に大きくなった姿に会えるのも嬉しいし、
何より、苦しく辛くても、その時が来れば覚悟して出産を乗り越え、今は地域でそれぞれ自分なりの力で日々を綴り生活している。
そんな姿にも感動するし、まだ大変な山はあり過酷さもあるけれど、周りの支えとともに自ら選び望むかたちに進んでいけますように。その力を信じて。
おにわという場所が、暴力のない安全な場所で、自分の力を信じられる経験をしたと思える場所になるといいな。
社会や大人が変わらなければならないコトが山ほどありますが、
おにわでは安心して過ごせる平和を、引き続きスタッフみんなでつくっていきたいです。
いま、出産を目前にひかえたママを迎えているおにわです。
ゆうき
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