今いる女の子はパソコンの勉強にすごく積極的で、あいた時間に自主練をするくらいです。飲み込みも早いし、なにより、いやにならずに集中して取り組むことができるのが本当にすごい。ブラインドタッチもだんだんできるようになっていて、寿司打(タイピングゲーム、ちゃんと入力できた分だけお寿司が食べられるルール)で、最初、800円だったのが、こないだ1800円いきました、とスクリーンショットで報告してくれました。(いまはもっといけてるはず)パソコンができて、ワードがひととおりつかえるようになったら、あんな仕事ができる、こんなふうに暮らせる、という話をするときに、顔がぱっとほころんで、そういうふうに語る姿を見るのはものすごく嬉しいです。

実務的なことと一緒に、パソコンの仕組みとかスペックについてもざっと説明しているのですが、マックがマッキントッシュってことはわかったけど、マッキントッシュってなんですか? とか、ウインドウズが窓で、でも、なんで窓ですか? とか聞かれて、ひっくり返ってあわてて検索したりして。マッキントッシュはりんごの品種、日本では「旭」というすっぱいめのりんごで、作った人がそのりんごが好きだったからなんだって。ウインドウズは数字の羅列からアイコンに変えたのが革命的(この理解、あたっているのかちょっとあやしい)で、アイコンが並ぶところが、窓のカタチに似ていたからだって。あ、たしかに、窓に見える! どういう数字の羅列かというと、私達は普段十進法をつかっていて、パソコンは二進法でね、女の子はこの間プレゼントしたノートに、十進法、二進法と書き込み、そして私の説明がこのあたりで完全にうやむやに(笑)。

のちに 別のスタッフがノートを見て、「二進法!!!」とのけぞっていました(笑)。

漢字がわからないーと言いながら、パソコンの画面を見て書き写すようにして、小さな字でみっちり書き込まれるノートがいとしいです。

窓をあけて、新しい世界を眺めながら、がんばろう。私も勉強します!

(うえだ)



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