秋の沖縄、小さなシェルターがうまれます

この4年間、沖縄で10代のママになった女の子たち
77名の方にお話を聞いてきました。

ママになった女の子たちの出産や子育てはやはり厳しく、そうした胸の痛むような話のひとつひとつを、沖縄の支援系で働いている情報通の友人たちと話し合ってきました。

 

女の子たちのための場所をつくるのは、私たちの手にはあまる。

それでもつくりださないと、きっともっと後悔する。

たくさんの話し合いを経て、場所をつくるためにみんなにも手伝ってもらえないか声をかけてみようということになりました。

 

若い女性たのための場所をつくることに手を貸してほしいとお願いしたところ、

助産師も、小児科医も、大学教員も、新聞記者も、看護師も、弁護士も、社会福祉士も、

会社も、大学医学部も、マスコミ関係者も、そして遠く離れた場所にある支援団体も、

その手をあげてくれました。

 

すべての場所に、「ずっと気になっていました。私、動きます」と話してくれた方がいます。


やりたいことを言葉遊びのようにつなげたら、おにわ、という言葉がでてきました。


おきなわの

にんしんしているおんなのこたちを

わになってまもる


“おにわ”でいいんじゃなーい? と、

笑いながら場所の名前が決まりました。

 

女の子、といってもいいくらいの年に女の子の時代を持たずに母親になった子と、

うまれたての小さな子どもが、おにわの真ん中で守られるように、

みんなで力をあわせていきたいと思います。






                                                                                                  〔上間〕

 

コメント

  1. なんと素敵な絵!
    写真も良くて、もちろん文章もぜんぶ、気持ちのよい風が吹いているみたいな、こんなブログができたのですね。
    このお家に、お庭に、女の子たちに、生まれてくる子どもたちに、
    それからこの場をこれから作り、支えてゆかれるすべのみなさんに、
    たくさんたくさんたくさん祝福がありますように。

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    1. コメントありがとうございます。写真、かわいいでしょう。ご登場いただいたのは、去年の初夏のころのコロナの自粛要請期間中に、娘がつくったぼよよんたちです。
      「子どもがまんなか!」といっていたので、「そうだねぇ」って話して写真を撮ったら、一年後には、そういう場所をつくることになりました。

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